
アナズジンジャーシンズというスウェーデンのクッキーは水沼の気に入りで、陶子は普段、密閉式のガラス壜に入れて常備している。
アナズジンジャーシンズと生クリーム――ゆるめに泡立て、ジンジャーシンズですくって食べるのが気に入りの食べ方なのだ――を買って、水沼がうちに戻ると陶子は犬の散歩にでかけたあとだった。
―――江國香織『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』
江國さんの小説を読んでいると、そこに描かれている小物や食べものにとても惹かれる。『
薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』に出てくる、「
アナズジンジャーシンズ」(
ANNA's GINGER THINS)もそのひとつ。以前KALDIで見かけてからずっとずっと気になっていて、思い切って買ってみた。
ジンジャーやシナモンがぴりりときいた、ちょっとおとなな
クッキー。熱ーい紅茶やコーヒーによくあう。
水沼さんのように、生クリームをすくって食べても、ぜったいおいしそうー。
北欧のお菓子***
